自賠責保険は、いつ入る？保障内容を知らないと損する事も！

事故で自賠責保険が支払われるケースは多々あります。
ですが、自賠責保険の内容や自賠責保険が払われる時期などは、
意外と知られていないのではないでしょうか？

今回は、上記内容でお話ししていきたいと思います＾＾

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自賠責保険の支払い基準

自賠責保険は強制保険という奴でして、
日本で車を運転していれば、確実に入っているはずです。

自賠責保険での保障内容は結構豊富でして、

・治療費：120万円まで負担（１名あたり）
診察料、入院料、投薬料、処置料など

・看護料：入院看護 4100円/日、自宅or通院看護 2050円/日
基本的には12歳以下の子供に付き添った場合となります

・通院交通費：通院にいくための交通費

・雑費：入院 1100円/日

・診断書発行費用：発行費用など

・文書料：交通事故証明書、住民票の発行費用など
・休業損害：5700円/日
- 有給を使って通院した場合なども対象
- 主婦などの家事専業者も対象（主婦でも申請してください！）
- 学生も対象
※5700円以上の収入減少がある場合は資料提出で19000円まで算定
★これ以上は任意保険会社に負担してもらえるように頑張る所

・慰謝料：4200円/日
対象日数はA.治療期間とB.治療を受けた日数×２の短い方となります。

慰謝料計算の具体例

・4月1日に病院へ来院
・20日間の入院
・4月30日に完治
※通院なしと設定

としましょう。

この場合、
A.治療日数は来院から完治までで30日となります。

治療を受けた日数は入院期間の20日のため、
治療を受けた日数×2は40日となります。

この少ない方が、慰謝料発生期間となりますので、
30日が対象となります。

この日数に、4200円をかけると金額が算出されます。

この場合は、
4200円×30日＝126000円となります。

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自賠責保険はいつ入る（支払われる）のか？

続いて、自賠責保険が支払われるタイミングですが、
基本的に、治療が完了してからとなります。

通院を初めてから、「相手の保険会社から連絡がない！！！」
と感じる方も多いですが、治療が終わるまでは基本的に動きは無いです。

また、自賠責認定されると、
病院の診察料などは自腹で払う必要はなくなります。

治療が完了した段階で、病院から保険会社に連絡が入り、
自賠責保険の支払い手続きに入ります。
そのため、病院での手続きが遅れれば、自賠責保険の支払いも遅れてきます。
病院には治療完治のタイミングで保険会社に連絡してもらう旨を伝えておきましょう。
病院からの連絡を受けて、自賠責保険支払いの手続きがスタートするため、
治療完治後でもすぐには支払いはされません。
一般的には完治から２週間程度は支払いに時間が掛かるとされています。

任意保険は別基準での支払い

自賠責の話だけにしようと思いましたが、
任意保険についても少しだけ触れておこうと思います。

任意保険での支払いは別基準での支払いとなるため、
治療完了後ではないケースもあります。

具体的には、
搭乗者保険の一時金などの場合は、
入院・通院日数が〇日以上となった段階で、支払い対象となることがあります。

その場合は、保険会社から送られてくる必要書類に記載をして、
提出をすれば、提出後２週間程度で支払いがされる事があります。

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まとめ

「休業損害」はちゃんと請求しなければ、
何もないことになってしまいますので、
主婦、アルバイト、パート、休職中の方も申請しましょう。

また事業所得者は、事業所得証明が必要となるようでして、
私もこれに該当します。
事業所得者の場合は、前年度の収入÷365日×休業日数（入院通院日数）となります。

請求できるものはシッカリと請求しましょう～！

もしもの時はこの記事を思い出してくださいｗ